オークションでバイクを売ることのメリット・デメリット

オークションでバイクを売ることのメリット・デメリット

バイクの売却方法として、オークションが使われることが多いです。ヤフオクや楽天などのネットオークションを利用することで、個人であっても全国からバイクの購入者を探すことができます。

 

友達や知り合いから買い手を探すとなると、自分のバイクを欲しがっている人を見つけるのが大変ですよね。その点、オークションであれば、マイナーなバイクでも購入者を見つけやすいです。

 

パソコンやスマホで手軽に出品できるので、かなり人気が高くなっている方法となります。

 

でも、メリットだけでなくデメリットもありますから、それらについて正しく理解しておいてください。

 

オークションでバイクを売ることのメリット・デメリット

 

オークションでバイクを売るメリット

 

全国から購入者を探すことができる

 

個人売買だと、自分の友好関係の中でしか購入者を探せませんが、オークションだとネットで全国に情報を発信できるため、すごく売りやすいです。

 

ネットだと24時間どこからでも見れるので、自分が寝てる間でも全国からアクセスを集めることができます。

 

なので、不人気車であっても売ることができますし、買い手が見つかるのも早いです。どんなバイクでも、数週間で買い手が現れるでしょう。

 

 

買取業者よりも高く売れる可能性がある

 

通常、買取業者などに売ると、業者の利益確保のために安く査定されがちです。たとえば、市場価格で30万円のバイクの場合、買取査定だと20万円以下となってしまいます。

 

でも、オークションであれば、自分の希望価格を提示できるので、かなり有利な取引をすることができるでしょう。市場価格が30万円のバイクなら、25〜30万円くらいで売れる可能性があります。

 

特に、希少価値の高いバイクや珍しいバイクだと、驚くほどの高額で落札されることも珍しくありません。絶版になってしまった旧車などは、熱狂的なマニアがいるため高く売りやすいです。

 

オークションの手数料がかかりますが、それを差し引いても買い取り業者より高額で売れる可能性が高いですね。

 

 

改造車であっても高値が付くことがある

 

バイクの買取相場は、ノーマルに近いほど高くなります。ノーマル状態が、最も買い手が付きやすいためです。改造をするほど個性が強くなってしまうので、査定額は下がってしまいますね。

 

でも、ネットオークションを利用すると、そのカスタムが気に入った人は高額で入札をしてくれます。カスタム内容を評価したうえで入札しているので、ノーマルよりも高額で落札されることがあるわけです。

 

自分で改造するのはお金と手間が掛かるので、それなら最初からカスタムしているバイクを買おうという人は一定数います。

 

また、その車種に興味がない人でも、パーツが欲しくて入札することがあります。汎用性の高いパーツが多く付いていると、入札が入りやすくなるというメリットもありますね。

 

 

訳ありのバイクでも売ることができる

 

バイクを売ろうと思っても、一般的な買取業者では拒否されるようなバイクもあります。たとえば、暴走族仕様のバイクなどは、違法改造がされているため買取拒否になってしまうことが多いです。

 

そういった訳ありバイクであっても、ネットオークションなら売却できる可能性があります。個人間の取引となるので、双方の合意があれば問題ありません。極端な話、盗難車であっても売ることができます。

 

■オークションで売れるかも

  • フレームの車体番号が削られている
  • 他人名義になっている
  • 違法改造で車検に通らない

 

以前にヤフオクで見たことがありますが、事故で炎上して黒焦げになったバイクが出品されていました(笑)。そんなバイクでも部品取り用としてニーズがありますから、オークションを利用する価値はありますね。

 

 

オークションでバイクを売るデメリット

 

出品作業に手間がかかる

 

オークションに出品するためには、色々と手間がかかります。たとえば、写真を撮影したり、バイクの状態を説明文として細かく記入したりといった作業が必要です。

 

これが意外と面倒な作業で、出品に慣れていない人だと相当な時間が掛かってしまうでしょう。何度もやり直した挙句、数時間も経っていたということも珍しくありません。

 

購入者も写真や説明文だけで判断しなくてはいけないので、状態が細かく分かるものでなければ入札してくれないわけです。

 

また、見た人から質問が来ることがあるので、それに対する返信作業も必要となってきます。意外と手間暇が掛かってしまいますから、面倒なことが嫌いな人にはつらいかもしれませんね。

 

 

落札者との連絡を取らないといけない

 

バイクが落札されると、その相手と支払いや受け渡しなどの連絡を取り合わないといけません。レスポンスが早い人なら良いのですが、返信が無いまま数週間も放置されることなどがあります。

 

また、落札後に値引き交渉をしてきたリ、受け渡しに際して無理難題を押し付けられたりなど、厄介な人間に当たるかもしれません。途中で連絡が付かなくなって、キャンセルになることもあるでしょう。

 

バイクについての専門的な質問をされて困ったり、相手に名義変更の知識がなく何度も質問されたりなど、連絡を取り合うストレスはありますね。

 

 

手数料がかかる

 

オークションに出品すると、以下のような手数料が掛かってしまいます。

 

  • 出品手数料
  • 落札手数料
  • その他オプション費

 

合計で5,000〜10,000円くらいは、覚悟しておいた方が良いでしょう。個人売買だと手数料は掛からないので、割高感がありますね。

 

高く売れたなら問題ないですが、思ったより安く落札されてしまうと、手数料を含めると相場よりも安い金額になるかもしれません。手数料もバカにならないので、いくらかかるのかを事前に確認してください。

 

 

配送が面倒

 

ネットオークションだと、日本全国から買い手が集まります。家の近所なら良いのですが、遠方であればバイクを輸送する必要がありますね。

 

そこそこの高額な費用が掛かりますし、手続きも必要になってくるので、そういった手間も考えなくてはいけません。

 

輸送費が高くなると注文をキャンセルされることがありますから、金額の目安なども記載しておくべきでしょう。なので、出品の前に料金や手順を調べなくてはいけませんね。

 

ちなみに、中型バイク(400cc)を東京から大阪まで輸送するときの料金は、ヤマト運輸だと税込みで50,000円前後になっています。もっと安い業者もありますが、数万円のコストがかかることを知っておいてください。

 

 

どんな人が落札するか分からない

 

ネットオークションは便利な反面、相手の顔が見えないというリスクもあります。基本的に落札されると拒否できないので、どんなクレーマーであっても売却しなくてはいけません。

 

ほとんど目立たない傷でも文句を言われたり、状態が気に入らないとして返品を要求してくるような人もいます。中古バイクの評価は主観的なものなので、神経質な人だと些細なことまで気になってしまうわけです。

 

これは運次第なのですが、厄介なクレーマーに当たってしまうと、その対応によって精神的なストレスを感じることになります。ネットオークションを利用するなら、クレームに対しての心の準備をしておきましょう。

 

 

名義変更などのトラブル

 

ネットオークションは、基本的に自分の知らない人にバイクを売ることになります。なので、バイクと必要書類を送っても、相手が名義変更などの手続きをしてくれないことがありますね。

 

相手が名義変更をしなければ、毎年自分の元に自動車税の請求書が送られてきてしまいます。また、駐車違反をしても、自分に罰金を科されたりすることがあるわけです。

 

売却後に音信不通になる人も少なくないので、バイクの引き渡し前に一時抹消登録をしておくことが大切ですね。

 

 

ちなみに、トラブルが起きた時の対象法は、以下のページで紹介しています。

 

オークションでバイクを売るときのトラブル対処法

 

 

オークションでバイクを高く売るためのポイント

 

オークションをする前に、やっておくべきことがあります。

 

それは、バイクの買取専門業者に無料査定をしてもらうという事です。

 

今では、電話やネットで申し込むだけで、自宅まで出張査定をしに来てくれます。

 

 

なぜ、無料査定をしてもらうのかというと、自分のバイクの相場を知ることができるからです。買い取り相場を知っていれば、それよりも高く売れれば得をすることになりますよね。

 

すると、オークションに出品する際の価格も決められるので、最初に無料査定を受けておくのは基本だといえるでしょう。

 

もちろん、査定をしてもらったからといって、無理に売る必要はありません。どこの買い取り業者でも無料査定をやっているので、必ず査定を受けるようにしてください。

 

 

そこでおススメするのが、バイク比較.comという一括査定申し込みサービスです。

 

通常、買取専門業者に依頼するときには、複数の業者に見てもらうことをおススメします。

 

なぜなら、1社だけだと価格交渉で不利になるからです。バイク比較.comだと、最大で6社の査定申し込みを同時に行うことができます。

 

複数の業者で査定をしてもらって、一番高い価格を提示してくれた業者を基準にしましょう。

 

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