バイクの査定前には洗車をするべき!
自分のバイクを査定してもらう前には、しっかりと洗車をしておいてください。オークションや買取業者でバイクを売ったりする場合、見た目がキレイだった方が当然高く売りやすくなります。
それだけで数万円のアップにはなりませんが、車体がピカピカだと大切に乗っていたということをアピールすることができるはずです。
相手も人間ですから、そういった印象を与えるということは何よりも大切だといえるでしょう。
バイクをキレイに洗うコツ
1.天気は曇りの日がベスト
よく晴れた日が洗車日和だと思ってしまいがちですが、実はそうではありません。天気が良すぎると、洗車時に掛けた水や洗剤がすぐに蒸発してしまってシミの原因になるからです。
なので、洗車をするのであれば、気温が上がらない曇りの日の午前中か夕方が良いでしょう。洗車場なら夜間でも洗うことができますが、暗いと汚れを見落としがちなのでおススメしません。
2.洗剤の準備
洗剤は、よく泡立てて使う事がポイントです。泡が足りないと汚れを吸着しませんし、傷の原因にもなります。なので、しっかりと泡立てることを意識してください。
まず、バケツに洗剤を入れてから、勢いよく水を流し入れてください。そうすれば、自然と多くの泡が出るはずです。ワックスインシャンプーだと、泡が立ちにくいので注意が必要ですね。
できれば、洗剤とワックスは別にしたほうが良いでしょう。
3.バイク全体に水を掛ける
表面についた汚れや鉄粉を取り除くために、たっぷりとバイクに水をかけてください。この時点で、大きな泥などは洗い流してしまうのがコツです。
コレが不十分だと、スポンジでこすった際にバイク表面を傷つけることになるので、気を付けてくださいね。
高圧洗浄機などがあれば、おおよその汚れが落とせるのでおススメです。
4.スポンジやブラシで洗う
全体に水が掛かったら、スポンジに洗剤を付けてバイクを洗っていきます。基本的には、上から下へ向かって表面を洗っていきましょう。泡が落ちていくので、上から洗わないと二度手間になります。
また、スポンジやブラシについた汚れもマメに取り除きながら洗う事で、傷をつける可能性が低くなりますよ。ホイールやチェーンなどの汚れが付きやすい個所は、ブラシで強めにこすりましょう。
5.水で洗い流し、水分を拭き取る
全体的に洗い終わったら、水で泡を落としましょう。ちゃんと泡を落とさないと、塗装を傷める原因になります。なので、大量の水を使って、泡を洗い流すようにしてください。
一通り流し終えたら、近所をバイクで一周してみましょう。そうすれば、ほとんどの水滴を落とすことができます。その後に、残った水滴をタオルで拭き取れば、キレイに水気を取ることができるはずです。
水滴が残っていると、錆びの原因になるので気を付けてくださいね。
6.ワックスがけ
最後の仕上げとして、ワックスを掛けましょう。これによって光沢が出るので、見た目の印象が大きく変わります。バイクは車よりも面積が少ないですから、ワックスがけも簡単です。
タンクやフェンダー、サイドカバーなど、光沢を出したい部分にワックスを塗ってください。ムラができないように、均一に塗ることがコツですね。
以上で、洗車が完了しました。
すごく面倒な作業だと思う人もいるかもしれませんが、これでバイクの査定額が変わることがあるので手を抜いてはいけません。今までの感謝を込めて、しっかり自分のバイクを洗ってあげてください。