バイクを高く売るのに適した時期は?
バイクを売るには、どの時期が良いのか?
早ければ早いほど良いです。
実は、バイクの買取相場は、時期によって変動しています。
年間を通して需要が変化しますから、それに合わせてバイクの買取相場も変動するわけですね。
だから、年間で需要が上がる時期を知っておけば、自分のバイクを高く売れる可能性が高いです。
バイクの需要が高まるのは、以下の通りです。
4月 | 新生活のシーズン |
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7月 | 夏休みのツーリング需要 |
12月 | 冬休みのツーリング需要 |
これらの時期にはバイクが売れやすくなるため、買取業者は積極的にバイクを仕入れようとします。
普段よりも高い査定を出すことで、積極的に買い取りを行うわけです。
最も需要が高いのが、4月の新生活のシーズンですね。
通勤や通学の足としてバイクを必要とする人が増えるので、全国のバイク屋さんは在庫を確保しようと必死になります。
特に、扱いやすいスクーターの需要が高いため、125cc以下の原付で高額査定が出やすい傾向にありますね。
そして、7月は夏休みでバイクの需要が上がります。
暑くなってきてツーリングの季節になりますし、学生が夏休みで免許を取ったりするので、バイクを購入する人が増えるわけです。
この時期は、長距離向けのツアラーバイクの人気が高いですね。
中型・大型バイクが高く売れやすくなるので、驚くほどの高額査定が出ることも珍しくありません。
12月の需要が高いのは、意外に思う人が多いかもしれませんね。
寒くなってくるとバイクに乗らないと思われがちですが、年末年始の休暇中にツーリングの需要が高まります。
また、大手のバイク屋が年末セールを行うので、その在庫確保のために高額で買取を行うケースがあるわけです。
原付から大型バイクまで、どんな車種でも高く売りやすい時期だといえます。
高く売りやすい日をピンポイントで狙う
バイクの需要が高まる時期を解説しましたが、その中でも特に高く売りやすい日というものがあります。
それは、「雨の日」や「雪の日」です。
買取業者にはノルマがありますから、思うように買取ができない日は高額査定を出して台数を確保しようとします。
雨や雪などで天候が荒れていると査定をキャンセルする人が増えるので、ノルマを達成することが難しくなるわけです。
わざわざ雨に濡れてまで、査定に立ち会って交渉するのは面倒ですよね。
すると、買取業者は焦りますから、査定に来ると積極的に交渉に応じてくれるようになります。
価格交渉しやすくなるので、高額な査定が出やすいですよ。
また、平日の午前中も狙い目ですね。
買取査定は土日に集中するため、基本的に平日は数が少なくなります。
なので、平日のノルマが厳しくなるのですが、午前中に弾みを付けるために交渉を積極的に行う業者が多いです。
午前中に契約を取れれば、その日のノルマが楽になりますよね。
雨の日の平日だと交渉しやすくなるので、タイミングを見計らうと良いでしょう。
わざわざ高く売れる時期を待つ必要はない
先述したように、「4月、7月、12月」はバイクの需要が上がるために、高く売りやすい時期だと言えます。
しかし、その時期まで待つ必要はありません。
時間が経つほどバイクの価値は下がっていくため、高く売れる時期まで待っても結局は損をしてしまうからです。
バイクを売りたいと思ったら、すぐに売ってしまうのが正解ですね。
時間が経つほどバイクの価値が下がる要因としては、以下のようなものがあります。
- モデルチェンジ
- 年式が古くなる
- 走行距離が増える
- 消耗品が劣化する
- 車検の日数が減る
- 事故や故障のリスクが増える
モデルチェンジ
バイクの価値は、基本的に現行モデルが最も高くなります。
旧車などでプレミアが付いている場合は別として、普通のバイクは新しいモデルほど高く売却できるんですね。
なので、時期を待っている間に新型モデルが発表されて、自分のバイクの価値が下がってしまうことがあります。
フルモデルチェンジと言わないまでも、毎年のようにマイナーチェンジをしている車種は多いです。
カラーリングや足回りなど、細かな変更が加えられています。
新車で購入したバイクであれば、最新型である内に売ってしまうのが最も賢い選択だといえるでしょう。
年式が古くなる
当たり前のことですが、年式が新しいバイクほど価値が高いですね。
年をまたぐと年式が1年古くなるので、それだけ買取相場も低くなってしまいます。
あまり乗る機会が無いバイクなら、年が変わる前に売却するべきでしょう。
放置しているだけで価値が下がりますから、損をすることになりますよ。
走行距離が増える
長く乗っているほど走行距離が増えるため、それだけ査定額に響いてしまいます。
走行距離は客観的に見える数字ですから、少ないに越したことはありません。
通勤・通学で1日10km乗っていると、1ヶ月で300kmも距離が増えることになります。
5,000kmを超えたあたりからガクっと価値が下がるので、売却を考えているならなるべく距離を増やさないことが大切ですね。
消耗品が劣化する
バイクという乗り物は、消耗品のかたまりといっても過言ではありません。
タイヤやエンジンオイル、バッテリーやブレーキパッドなど、日を追うごとに劣化してしまいます。
日頃からメンテナンスをしていれば問題ありませんが、よほどのバイク好きでないとできないでしょう。
消耗品が劣化すれば査定額も下がるので、早めに売却してしまった方が得だといえますね。
車検の日数が減る
400cc以上のバイクの場合、車検を通さなくてはいけません。
車検に通すには10万円くらいかかるので、車検の残り日数が多いほど買取価格も高くなりますね。
車検の残りは月単位で評価され、「残り3ヶ月」と「残り4ヶ月」とでは5,000円くらい査定が変わることがあります。
1ヶ月変わっただけで大きな違いとなりますから、月が替わる前に売却したほうが良いということです。
事故や故障のリスクが増える
バイクの事故や故障というのは、いつも突然起きるものです。
今日までは元気に走り回っていても、明日になって急に故障することもありえます。
いきなり事故に遭って、大きな損傷を受けることもあるでしょう。
所有している期間が長いほど、事故や故障のリスクも増えるわけです。
バイクの品質が落ちると二束三文でしか売却できませんから、できるだけ早めに売ってしまうべきですね。
以上のように、バイクの価値は時間と共に下がってしまうので、売りたいと思ったらすぐに査定を受けるようにしましょう。
忙しくて時間が無い人でも、出張査定なら買取業者が自宅まで来てくれます。
まずは査定を受けてみて、どれくらいの金額なのかを調べてみてください。
その際には、複数の業者で査定を受けることをおススメします。
1社だけだと安く買い叩かれる恐れがありますが、2社以上で査定すれば一番高い業者を見つけることができるからです。
一括査定サービスを使えば、最大で6社の査定依頼を同時に行うことができますよ。
その場でおおよその買取相場も分かるので、ぜひ利用してみてください。