CRM250ARを高価買取してもらうコツ
CRM250ARは、CRM250Rの後継車として1997年に発売されたモデルです。排ガス規制に対応するために、環境性能に優れた「AR燃焼エンジン」を搭載しました。これにより、燃焼効率がアップして燃費が向上しています。
ちなみに、ホンダが最後に生産した2ストロークエンジン搭載車であり、これ以降はすべての車種で4ストロークエンジンに移行しました。そのため、中古車の価格は高騰していて、プレミアがついています。
400ccにも負けない加速力があるため、今でもCRM250ARの人気はスゴイです。なので、買取相場も高値で安定していて、かなり高く売りやすい車種だといえます。ちゃんとメンテナンスをしている車両なら、相当な金額になるかもしれません。
CRM250ARの買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
CRM250AR | 1998年 | 5,900km | 399,000 円 |
CRM250AR | 1997年 | 6,400km | 362,000 円 |
CRM250AR | -年 | 6,000km | 336,000 円 |
CRM250AR | -年 | 7,200km | 318,000 円 |
CRM250AR | 1997年 | 7,000km | 296,000 円 |
CRM250AR | -年 | 12,000km | 260,000 円 |
CRM250AR | 1997年 | 9,600km | 245,000 円 |
CRM250AR | -年 | 18,700km | 219,000 円 |
CRM250AR | 1998年 | 23,600km | 200,000 円 |
CRM250ARを高く売るポイント
ホンダ・CRM250ARのスペック MD24
全長 | 2195mm | 車重 | 145kg |
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全幅 | 825mm | 燃料タンク容量 | 11L |
全高 | 1215mm | エンジン | 水冷2サイクルクランクケースリードバルブ単気筒(MD32E) |
シート高 | 895mm | 排気量 | 249cc |
前モデルの「CRM250R」は、環境基準に適合できずに生産終了となってしまいました。
その後、燃焼効率を高めて環境に配慮した「AR燃焼エンジン」を開発し、1997年にCRM250ARが発売されます。CRM250Rの問題であった不完全燃焼を減らすことで、パワーと燃費を向上させたモデルですね。
AR燃焼エンジンの仕組みは、シリンダー内の残留ガスと新混合気を混ぜることで、自己着火を発生させるものです。これによって、2ストロークエンジン特有の不完全燃焼を改善することができます。
しかし、環境基準は年々厳しくなっていき、AR燃焼エンジンでも対応しきれなくなってきました。そのため、数年で生産が終了してしまいます。
これ以降、ホンダは全車種を4ストエンジンに移行すると発表したので、今では2ストエンジンを搭載するバイクは生産されていません。
ただ、4ストエンジンは環境性能が高い代わりに、パワーが無いのが欠点です。それが物足りないと思っている人も多く、2ストエンジンの需要は非常に高くなっています。
なので、中古車市場では、CRM250ARの人気は衰えていません。状態によってはプレミア価格になっており、かなり希少価値が高くなっています。ですから、状態が良い車両であれば、相当な値が付くはずです。
いくつかの業者で査定をして、金額を比較してみてください。そうすれば、有利に交渉を進めることができるでしょう。