XS650スペシャルを高価買取してもらうコツ
XS650スペシャルは、1978年に発売されたアメリカン風のオートバイです。TX650がベースとなっていて、チョッパーハンドルや段付きシートなどでアメリカン風の外観にしています。
XS650の派生車種であり、当時の大型バイクブームに乗って人気となりました。ヤマハが初めて4ストロークエンジンを搭載したシリーズで、安定した出力特性により優れた走行性能が特徴です。
1982年に生産が終了したので、わずか4年しか販売されていないモデルとなります。かなり希少価値が高いことから、中古価格も非常に高騰しているようです。なので、高く買取してくれる業者が多いですよ。
XS650スペシャルの買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
XS650スペシャル | 1981年 | 12,400km | 712,000 円 |
XS650スペシャル | 1980年 | 16,200km | 675,000 円 |
XS650スペシャル | 1980年 | 20,700km | 652,000 円 |
XS650スペシャル | 1981年 | 18,300km | 614,000 円 |
XS650スペシャル | 1979年 | 22,700km | 600,000 円 |
XS650スペシャル | 1978年 | 30,800km | 578,000 円 |
XS650スペシャル | 1980年 | 28,700km | 523,000 円 |
XS650スペシャル | 1979年 | 32,400km | 492,000 円 |
XS650スペシャル | 1982年 | 25,700km | 468,000 円 |
XS650スペシャルを高く売るポイント
ヤマハ・XS650スペシャルのスペック
全長 | 2130mm | 車重 | 205kg |
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全幅 | 930mm | 燃料タンク容量 | 11L |
全高 | 1225mm | エンジン | 空冷4サイクルSOHC並列2気筒 |
シート高 | -mm | 排気量 | 653.8cc |
国産アメリカンの元祖ともいえるXS650スペシャルは、当時は珍しさからかなりの注目を集めました。本来は米国市場向けに開発されたので、アメリカンスタイルを徹底的に研究していたわけですね。
チョッパーハンドルに小ぶりの燃料タンク、段付きシートやチョップフェンダー、メッキパーツなど、シンプルながらアメリカンスタイルの基本を守っています。そして、当時のアメリカでは2気筒エンジンが好まれていたので、2気筒だったTX650のエンジンをベースとして開発されました。
独特の鼓動とサウンドを出すエンジンだったので、それがアメリカンスタイルに絶妙にマッチしています。振動がダイレクトに伝わるクラシックエンジンですから、ハーレー並みの鼓動感となっているわけです。
これが、アメリカユーザーの心をつかんで、大ヒットにつながりました。低音で体に響くような排気音も、今までの国産車には無い特徴となっています。
こういった鼓動感やサウンドが米国市場でも評価されて、ヤマハのアメリカシェアは25.9%にまで成長しました。XS650スペシャルの流れからXVシリーズの開発も始まって、海外市場でヤマハのアメリカンは強く支持を集めるようになります。
30年以上前の旧車ですから、現在では数が減っていて希少な車種です。中古車はプレミア価格になっていますし、かなり高額化していますね。なので、買取価格も非常に高価でしょう。
また、古くて動かない車両もあるでしょうが、それでも部品取り用のニーズがあるために売ることはできます。なので、廃車にするのではなく、買取業者の査定を受けるようにしてください。