シャリーを高価買取してもらうコツ
シャリーは、1972年に発売されたオートバイです。50ccと70ccの2パターンが用意されており、50ccにはロータリー式とリターン式の2つの変速方式がありました。クラス初のCDI電子点火装置を採用したことでも、話題となったモデルですね。
家族で乗れるファミリーバイクとして開発され、主なターゲット層は主婦を狙ったものでした。そのため、メンテナンスが楽なチューブレスタイヤを採用したり、前カゴを装着したりといった工夫がされています。
1988年に70ccが生産を終了し、2000年に50ccも終了となりました。しかし、カブ系のエンジンを搭載しているので、耐久力が高くて中古車では人気があります。また、カスタムのしやすさから、若者の間でもニーズがあるようです。
なので、買取相場は高騰しており、かなりの高値で売れる車両もあります。
■モデル一覧
CF50-I | CF50-II | CF70 | - |
シャリーの買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
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シャリー50 | 1999年 | 3,200km | 206,000 円 |
シャリー50 | -年 | 4,300km | 184,000 円 |
シャリー50 | -年 | 不明km | 164,000 円 |
シャリー50 | 1984年 | 5,900km | 120,000 円 |
シャリー50 | 1990年 | 6,300km | 115,000 円 |
シャリー50 | -年 | 不明km | 88,000 円 |
シャリー50 | -年 | 不明km | 85,000 円 |
シャリー50 | -年 | 9,400km | 79,000 円 |
シャリー50 | -年 | 12,700km | 74,000 円 |
シャリーを高く売るポイント
ホンダ・シャリーのスペック A-CF50
全長 | 1665mm | 車重 | 76kg |
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全幅 | 645mm | 燃料タンク容量 | 2.8L |
全高 | 985mm | エンジン | 空冷4サイクルOHC単気筒(CF50E) |
シート高 | 700mm | 排気量 | 49cc |
シャリーは、主婦の移動車として開発されたモデルで、スズキの「ランディー」やヤマハの「チャピィ」をライバル車としていました。シートとハンドルの間が大きくえぐられた形をしているので、スカートをはいた女性でも簡単に跨げるようになっています。
また、シート高も70cmと低く設定しており、小柄な人でも足つき性は抜群です。バイクに慣れていない人でも安心できるように、乗りやすさが徹底的に追及されています。
当時としては画期的なバイクで、50ccでは「2速のロータリー式」と「3速のリターン式」、70ccでは「3速のリターン式」とあり、選択肢が非常に豊富でした。
さらに、1981年のマイナーチェンジで、CDI電子点火装置を採用し、3速オートマチックを追加します。その後も、チューブレスタイヤやMFバッテリー、オートチョークを採用するなど、ホンダがかなり力を入れていたことが分かりますね。
ただ、装備を充実させすぎて価格が高価になったため、売り上げはあまり良くなかったようです。そのため、生産台数が少なくなっており、現在では希少な車種となっています。
しかし、アフターパーツが豊富でカスタムしやすいことから、中古車はかなり人気が高いです。「モンキー」や「ゴリラ」などと同じように、カスタム用として購入する人も多わけですね。
ですから、買取業者が積極的に買取をしており、高く売りやすいバイクだといえます。プレミア価格で売れる場合もあるので、査定を受けてみると良いでしょう。