HORNET(ホーネット)を高価買取してもらうコツ
ホーネットは、1996年に発売されたネイキッドバイクです。250cc・600cc・900ccの排気量に分かれており、日本では250ccが一番人気がありました。CBRのエンジンを流用しているので、CBRのネイキッド版という位置づけとなっています。
ボリュームのあるタンクとアップマフラー、極太リアタイヤが特徴で、現在でも高い人気が続いているモデルです。排ガス規制に対応できずに2007年に生産が終了したことで、250ccの4気筒は無くなってしまいました。
中古車の価格が高騰しており、当時の新車価格を上回ることも少なくありません。今後も買取相場が上昇することが見込まれるので、非常に高く売りやすいバイクだといえますね。
■モデル一覧
ホーネット(MC31) | ホーネットDX(MC31) | ホーネット600(PC34) | ホーネットS(PC34) |
CB600Fホーネット(PC36・PC41) | CB900ホーネット(SC48) | - | - |
ホーネットの買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
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ホーネット | 2006年 | 3,300km | 488,000 円 |
ホーネット | 2004年 | 5,800km | 456,000 円 |
ホーネット | -年 | 7,700km | 395,000 円 |
ホーネット | -年 | 8,600km | 369,000 円 |
ホーネット | 2004年 | 13,200km | 350,000 円 |
ホーネット | -年 | 14,000km | 313,000 円 |
ホーネット | 2004年 | 16,300km | 244,000 円 |
ホーネット | -年 | 26,300km | 189,000 円 |
ホーネット | -年 | 20,900km | 172,000 円 |
ホーネットを高く売るポイント
ホンダ・HORNETのスペック BA-MC31
生産期間 | 1996年〜2007年 |
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全長 | 2035mm | 車重 | 168kg |
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全幅 | 740mm | 燃料タンク容量 | 16L |
全高 | 1050mm | エンジン | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒(MC14E) |
シート高 | 745mm | 排気量 | 249cc |
HORNETは、「ジェイド」の後継車として1996年に発売されました。
高回転型のエンジンなので、甲高い独特のサウンドが特徴です。レッドゾーンは16,000rpmまでですから、ブンブン回して楽しむことができます。最高出力は40PSなので、今のバイクにはないパワーが魅力的です。
また、ツートンカラーを採用し、マルチリフレクターヘッドライトを搭載したホーネットDXなどの派生車種もあります。
1998年には、ホーネット600が登場しました。しかし、日本国内では販売が苦戦したために、2001年に販売が終了してしまいます。ただ、欧州では販売が好調となっていて、2011年にもモデルチェンジを行いました。
国内でホーネット600が販売終了した直後に、CB900ホーネットが発売されています。CBR900RRのエンジンを搭載し、インジェクションも付きました。さらに、イモビライザーを搭載するなど、豪華な装備となっていますね。
ただ、こちらも2003年に国内販売が終了し、2007年に生産が終了しました。
高額査定のポイントはエンジン状態を良好に見せること
絶版となってしまった250ccの4気筒なので、エンジンの状態が最も重要視されるバイクです。問題なく始動するかどうか、高回転までスムーズに吹け上がるかどうか、アイドリングが安定しているかといったことが大切ですね。
プラグやシリンダーも4か所ありますから、マメにメンテナンスをしていることが求められます。なので、査定を受ける前に、整備士に全体的なチェックをしてもらうようにしましょう。
ホーネットは燃料タンクが横に突き出しているので、転倒時に傷が入りやすくなっています。立ちゴケなどで傷が付いているなら、コンパウンドなどで磨いて消すようにしてください。
大きな凹みがある場合には、修理せずにそのまま査定に出しましょう。修理すれば査定額がアップしますが、修理代をペイすることはできません。
あとは、過度なスポーツ走行をしているなら、タイヤやブレーキパッドが消耗している可能性があります。基本的にはそのままで良いですが、あまりにも摩耗が激しいなら交換しておいた方が良いかもしれません。
それで査定に出してしまうと、エンジンを酷使している車両だと思われる可能性があります。消耗品を変えておけば、マメに整備されているイメージを付けることができるでしょう。
日本では、ホーネットといえば250ccを指すことが多く、現在でも非常に人気が高いです。現在のバイクだと環境性能が重視されているので、パワーが不足しているわけですね。
なので、4気筒エンジンで40PSを誇るホーネット250は、十分な加速力があって人気となっています。生産が終了して10年近くたっているので、これからはプレミアが付いていくことが予想されます。
そのため、非常に高く売りやすいバイクだといえるでしょう。