RZ50を高価買取してもらうコツ
RZ50は、1982年に発売された50ccのスポーツバイクです。7.2PSの最高出力を誇っており、当時の原付クラスでは最高のスペックでした。原付としては大柄なボディサイズのため、長距離ツーリングでも疲れないとして人気となります。
1990年に後継車のレーサーレプリカ「TZR50」が登場し生産が終了しましたが、その後にネイキッドブームが到来したことで、1998年に再度RZ50に引き継がれる形で復活していますね。
2007年の排ガス規制の強化で生産終了していますが、現在の中古車価格はかなり高騰しているという状況です。なので、買取相場もどんどん上がっていて、状態によっては新車価格以上で売れることもありますね。
RZ50の買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
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RZ50 | 1988年 | 2,600km | 328,000 円 |
RZ50 | -年 | 3,300km | 312,000 円 |
RZ50 | 1987年 | 不明km | 297,000 円 |
RZ50 | -年 | 不明km | 273,000 円 |
RZ50 | -年 | 5,900km | 240,000 円 |
RZ50 | 1983年 | 7,600km | 215,000 円 |
RZ50 | -年 | 5,700km | 183,000 円 |
RZ50 | -年 | 8,300km | 165,000 円 |
RZ50 | -年 | 7,400km | 148,000 円 |
RZ50を高く売るポイント
ヤマハ・RZ50のスペック BB-RA01J
全長 | 1805mm | 車重 | 90kg |
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全幅 | 615mm | 燃料タンク容量 | 10L |
全高 | 970mm | エンジン | 水冷2ストローククランクケースリードバルブ単気筒(A106E) |
シート高 | 745mm | 排気量 | 49cc |
RZ50は、水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載し、7.2PSの出力によって爆発的な加速力を楽しめるモデルです。原付の中ではトップクラスの性能を誇っていますし、原付二種にも対抗できるほどのスペックがあります。
車体が軽量でコンパクトなために、初心者でも乗りやすいのが特徴です。アクセルをひねればグイグイ加速することができますし、特に6,000回転からの加速は凄まじいものがありますね。兄貴分の「RZ250」と同じように、かなり高回転型のエンジンを搭載しています。
燃料タンクも10Lの容量がありますから、かなりの距離を走行することが可能です。燃費は30km/Lほどですから、ガソリン満タンで300kmほどは走行ができるようになっています。
なので、長距離のツーリングに向いているモデルですね。車格も大きくて安定感がありますし、ハンドル位置も高いので疲れにくいです。なので、日頃は通勤や通学で使用しつつも、週末はバイクで旅に出るといった使い方もできます。
ただ、現在のバイクと比較するとヘッドライトが暗いため、夜間に走行するときには注意が必要ですね。それを考慮しても価値のあるバイクですし、改造すれば100km/h以上も出るため同じシリーズの「TZR50」と同様にレース車両としても人気があります。
今では貴重となった原付の2ストローク車ですから、中古車はプレミア価格で販売されていたりしますね。そのため、買取業者も高値を付けてくれる可能性があり、ちゃんと交渉すれば相当な金額になるかもしれません。
ただ、古いバイクは業者によって金額に差が出てしまいますから、複数の業者に問い合わせることを忘れないでください。査定額を比較検討すれば、高く売れる可能性はアップしますよ。
