XJR1300を高価買取してもらうコツ
XJR1300は、1998年に発売されたネイキッドバイクです。XJR1200のフルモデルチェンジとして、排気量を1300ccまで拡大されました。排気量のアップによるトルクの向上や、足回りの変更によって走行性能が大きく改善されています。
リッターバイクでありながら、中型車と同等の軽やかなハンドリングなので、初心者でも扱いやすいと評判ですね。また、海外向けに輸出もされており、ヨーロッパなどで高い評価を受けています。
ヤマハのネイキッドバイクのフラッグシップですから、長年にわたって人気を維持していますね。なので、中古市場でも支持を受けており、中古価格は下がっていません。買取相場も高額ですから、高く売ることができるはずです。
■モデル一覧
XJR1300 | XJR1300C | XJR1300L | - |
XJR1300の買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
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XJR1300 | 2016年 | 2,400km | 762,000 円 |
XJR1300C | 2014年 | 4,900km | 728,000 円 |
XJR1300 | 2011年 | 5,200km | 718,000 円 |
XJR1300 | 2012年 | 4,300km | 623,000 円 |
XJR1300 | 2009年 | 12,500km | 600,000 円 |
XJR1300 | 2009年 | 15,400km | 577,000 円 |
XJR1300 | 2006年 | 23,000km | 429,000 円 |
XJR1300 | 2002年 | 17,700km | 362,000 円 |
XJR1300 | 2005年 | 28,900km | 337,000 円 |
XJR1300を高く売るポイント
ヤマハ・XJR1300のスペック EBL-RP17J
生産期間 | 1998年〜2017年 |
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全長 | 2175mm | 車重 | 245kg |
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全幅 | 765mm | 燃料タンク容量 | 21L |
全高 | 1115mm | エンジン | 空冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒(P514E) |
シート高 | 795mm | 排気量 | 1250cc |
1994年に先代モデルの「XJR1200」が発表され、その4年後にXJR1300へとモデルチェンジが行われました。メッキシリンダーへ変更することで放熱効果を高めたり、鍛造ピストンを採用してエンジン性能をアップさせるなどが行われています。
当時はネイキッドバイク全盛期で、各メーカーは1000cc以上のモデルをリリースしていました。ホンダ「CB1300SF」、スズキ「GSX1400」、カワサキ「ゼファー1100」などがありましたね。
それに対抗するモデルとしては、ヤマハはXJR1300を作ったわけです。当時の最新技術を詰め込んで、強力なトルクによる加速性能とレスポンスの高い操作性を両立させました。
空冷エンジンなので熱が気になりますが、遮熱板が取り付けられているので足元で感じる熱は少ないです。なので、夏場の炎天下でストップ&ゴーを繰り返しても、快適に走行することができます。
長時間のツーリングにも耐えられるように作られていて、幅広で肉厚のシートのおかげでお尻が痛くなりません。シートの幅が広いので足つきは良くないですが、乗り心地はかなり快適ですね。
全てにおいて優れた性能がありますから、誰が乗っても満足できるバイクだといえるでしょう。弟分の「XJR400」も、中型バイクの中では高い人気となっています。
高額査定のポイントは目立った不具合を無くすこと
大型ネイキッドバイクは、エンジンの調子や外観の傷などを合わせて、総合的に査定額が決められます。アイドリングの安定性や吹け上がり具合、転倒による傷があるかといったことですね。
エンジンについては、アクセルを回したときに回転数がスムーズに伸びるかどうか、一発で始動するかどうかといったことが重要です。
一部の型式で、オイルノズルが落下してエンジンが掛からなくなる現象があるようなので、ショップに問い合わせてリコール対象になっていないかを確認してください。
あとは、外観に傷が無いかをチェックしておいてください。大型バイクは、取り回しの際に立ちごけしやすいので、フロントフォークやハンドルなどに傷が付いていることがあります。
細かな傷はコンパウンドで磨けば消えますし、安い部品は交換しても良いかもしれません。目立つ傷が無い状態にしておくと、大幅に減点されることは無くなるでしょう。
少しでも印象を良くするために、査定の前に洗車することをおススメします。
XJRはブランド力がありますから、中古市場でも人気は絶大です。かなりのロングセラーにもかかわらず、中古価格は下がっていません。なので、買取相場も高くなっていて、古い車両であっても高値が付く可能性があります。
また、海外からの需要もあるため、輸出業者が高く買取してくれる場合もありますね。高く売りやすいバイクですから、多くの業者で査定を受けて交渉をしてみてください。