GSX1400を高価買取してもらうコツ
GSX1400は、2001年に発売されたネイキッドタイプのオートバイです。1400ccの油冷エンジンを搭載し、当時の国産ネイキッドバイクでは最大排気量を誇りました。スズキ独自の油冷エンジンですから、コンパクト設計なのが特徴です。
スリムな大排気量エンジンを実現するために、バンディット1200のエンジンをベースとして新しく開発されました。その結果、軽快なハンドリング性能を持つビッグネイキッドとして誕生したわけです。
2008年に生産が終了していますが、中古市場では人気の車種となっています。油冷エンジン搭載車は現在では無くなってしまったので、希少価値が上がっているためですね。買取相場も高額ですから、高く売ることができるでしょう。
GSX1400の買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
GSX1400 | 2007年 | 4,500km | 855,000円 |
GSX1400 | 2008年 | 3,200km | 841,000円 |
GSX1400 | 2005年 | 7,400km | 800,000円 |
GSX1400 | 2005年 | 6,100km | 776,000円 |
GSX1400 | 2006年 | 11,500km | 742,000円 |
GSX1400 | 2004年 | 9,000km | 712,000円 |
GSX1400 | 2002年 | 15,300km | 602,000円 |
GSX1400 | 2001年 | 22,300km | 588,000円 |
GSX1400 | 2001年 | 25,900km | 557,000円 |
GSX1400を高く売るポイント
スズキ・GSX1400のスペック BC-GY71A
生産期間 | 2001年〜2008年 |
---|
全長 | 2160mm | 車重 | 226kg |
---|---|---|---|
全幅 | 810mm | 燃料タンク容量 | 22L |
全高 | 1140mm | エンジン | 油冷4サイクル直列4気筒DOHC4バルブ(Y701) |
シート高 | 775mm | 排気量 | 1401cc |
1990年代後半には、リッタークラスのネイキッドが各メーカーから次々に登場していました。ホンダ「CB1300SF」やヤマハ「XJR1300」、カワサキ「ZRX1100」などですね。
ビッグネイキッドに求められるのは、中低速のトルクと軽快なハンドリング性能です。それを実現するためにスズキがリリースしたのが、GSX1400というバイクとなります。
トルクを強くするには排気量を増やすことが望ましいのですが、相するとエンジンが大きくなってハンドリング性能が失われてしまいます。そこで、スリムな大排気量エンジンを作るために、「バンディット1200」のエンジンをベースとしました。
油冷エンジンならコンパクトに設計できるために、中低速のトルクとハンドリング性能を実現することができるわけです。油冷エンジンで初のインジェクションを搭載しているので、これもアピールポイントだといえますね。
国産ネイキッドの中での最大排気量に、240km/hまであるスピードメーターなど、かなりスポーティーなモデルとなっています。
さらに、シート下に大容量スペースもありますから、かなりの荷物を積み込むことが可能です。ちょっとしたツーリングの荷物なら入りますので、カバンを持ち歩く必要はありません。
高い走行性能と利便性も両立しているので、非常に使い勝手の良いモデルだといえるでしょう。
ホンダ「CB1300SF」やヤマハ「XJR1300」、カワサキ「ゼファー1100」などが、リッターバイクのライバル車として競合していました。
高額査定のポイントはエンジン回りのメンテナンス
10年以上前の車体も増えているので、エンジンの状態がどうなのかが気になるところです。走行距離が多い場合には、エンジンの調子について詳しく調べられることが多いですね。
特に、GSX1400は油冷エンジンを搭載しているので、夏場に渋滞にハマるとアイドリングが不安定になるなどのオーバーヒート気味になります。エンジンオイルの消耗も激しくなるので、定期的にオイルの交換をしておきたいところです。
査定を受ける際には、これまでのエンジンオイルの交換履歴を見せると良いですね。マメにオイル交換をしているなら、査定額を上乗せしてくれるかもしれません。
各部が錆びてしまっているときには、紙やすりで削って錆止めを塗っておきましょう。マフラーやメーター、フォークなどのメッキ部は錆びやすいですので、気を付けるようにしてください。
あとは、チェーンをクリーナーで洗っておくと、かなり見た目がキレイになります。印象を良くするためにも、かなり大切なことだと思います。
スズキ最後の油冷エンジン搭載車ということで、中古価格は高騰していますね。今後も価値が上がっていくでしょうから、プレミアがつく可能性もあるかもしれません。買取相場も上昇しているため、高く売却することは難しくないはずです。
損をしないためには、色々な業者で査定を受けることをおススメします。業者ごとの金額を比較すれば、安く買い叩かれる心配はないでしょう。なので、一括査定を利用して、査定額を見比べるようにしてください。