GT380を高価買取してもらうコツ

GT380は、1972年に発売されたロードスポーツモデルです。空冷2ストローク直列3気筒エンジンを搭載し、6速ミッションが採用されています。GT250の2気筒エンジンをベースとして、1気筒追加したため3気筒エンジンとなりました。

低回転のトルクが強くて車体のバランスに優れているため、自動車学校の教習車として採用されたこともあります。また、オフロードでの走破性にも優れていますから、レジャー用として人気となりましたね。

40年以上前の旧車ですが、熱狂的なマニアがいるバイクです。そのため、中古市場ではプレミア価格となっていて、200万円近い価格で販売されている車両も少なくありません。かなり希少なバイクですから、驚くほどの高額で売却できるでしょう。

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GT380は、今となっては伝説となっているバイクで、「サンパチ」という愛称で多くのファンが存在しています。当時は、3気筒エンジンのカワサキ「マッハ」がブームとなっており、それに対抗するために開発されました。

当時としては革新的だった、ギアインジケーターや冷却効果を高めるラムエアーシステムを搭載したことで話題となりましたね。低中速型の扱いやすいエンジン特性から、かなりのヒットモデルとなったわけです。

当時は、ホンダ「CB750FOUR」を中心としたナナハンブームもありましたが、それでは大きすぎるというユーザーからGT380の支持が集まりました。

1980年に生産終了となるまで、何度もモデルチェンジを繰り返して熟成されていきます。初期型はドラムブレーキでしたが、シングルブレーキに変更されたことで制動力が高まったわけです。

さらに、キー付きタンクキャップや4本出しマフラー、デジタル式ギアインジケーターなど、豪華装備が搭載されたのも人気の理由ですね。現在では、旧車會などでカリスマ的な人気を誇り、中古価格は高騰しています。

年代物のレアバイクですから、所有しているなら相当なお宝だといえるでしょう。プレミア化しすぎているために、明確な買取相場は存在しない状態です。いくらでも出すという業者もいますので、交渉次第では超高額で売れるかもしれません。

査定額は業者のさじ加減で決まってしまいますから、できるだけ多くの業者に見てもらうようにしてください。業者によって数十万円の差が出るでしょうから、ちゃんと比較しないと損をすることになります。

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