ST250を高価買取してもらうコツ
ST250は、2003年に発売された250ccのオートバイです。ボルティーの後継車であり、レトロな外観が特徴となっています。また、グラストラッカーと共通のエンジンを使用していて、兄弟車という関係にありますね。
単気筒エンジンのためシンプルでメンテナンスが楽ですし、鼓動感があって楽しく乗れるバイクです。さらに、翌年にはキックスタートやメッキパーツを採用した「E type」も登場し、バリエーションが増えました。
レトロなスタイルとカスタマイズ性の高さから、中古市場では人気がある車種です。流行に左右されないスタイルなので、買取相場は長く安定していますね。ですから、高額な査定が出やすいといえるでしょう。
■モデル一覧
ST250 | ST250 Eタイプ | ST250 カスタマイズ | - |
ST250の買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
ST250 Eタイプ | 2016年 | 2,000km | 348,000円 |
ST250 Eタイプ | -年 | 3,500km | 312,000円 |
ST250 Eタイプ | -年 | 4,600km | 297,000円 |
ST250 | 2013年 | 5,900km | 258,000円 |
ST250 Eタイプ | 2011年 | 4,300km | 241,000円 |
ST250 | -年 | 6,000km | 230,000円 |
ST250 | 2009年 | 6,700km | 219,000円 |
ST250 Eタイプ | -年 | 9,400km | 176,000円 |
ST250 Eタイプ | -年 | 11,800km | 156,000円 |
ST250を高く売るポイント
スズキ・ST250のスペック JBK-NJ4CA
生産期間 | 2003年〜2017年 |
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全長 | 2070mm | 車重 | 146kg |
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全幅 | 750mm | 燃料タンク容量 | 12L |
全高 | 1075mm | エンジン | 空冷4サイクルSOHC2バルブ単気筒(J438) |
シート高 | 770mm | 排気量 | 249cc |
1990年代後半にヒットした「ボルティー」の後継車として、ST250が開発されました。基本コンセプトとして、「スペック的に高性能は追求せず、手軽に乗れて日常使用に適した乗りやすい仕様」というものがあります。
軽量で扱いやすいために、ちょっと出かける時にも手軽に乗ることができるでしょう。女性でも乗りやすいですから、誰にでもおススメできるバイクだといえます。法定速度内なら十分な加速がありますし、実用性は極めて高いといえるわけです。
しかし、高速道路で100km/h以上の速度を出すと、振動が激しくなるので辛いかもしれません。車重も軽いために安定性が悪いですから、高速走行には向いてないでしょう。あくまでも、街乗り用として考えるべきですね。
2004年には、マニュアルデコンプ式キック始動や各部にメッキ加工を施した、「Eタイプ」も登場しました。2008年以降は、ST250が廃止されてEタイプに統合されていますね。
発売当初は、30万円台とリーズナブルな価格帯でしたが、Eタイプに統合されてからは40万円台後半まで値上げしたので少し割高感があります。
ただ、インジェクションが導入されたり、触媒マフラーを採用するなど、環境性能が向上しているので仕方ないのかもしれません。兄弟車の「グラストラッカー」は、40万円台前半なので低価格を維持しています。
ライバル車としては、ホンダ「CB223S」やカワサキ「エストレヤ」などがありますね。
高額査定のポイントは清潔感のある外観に見せること
まだまだ新しい車種ですし、シンプルな単気筒エンジンなので不具合が出ることは少ないでしょう。そのため、買取業者は、外観の傷や汚れなどを中心に査定をしていきます。
特に、ST250はカスタムベースとして使用されるので、見た目の美しさはかなり重要な要素となりますね。ハンドルやメーター回り、フロントフォークなどのメッキは錆びやすいので、しっかりと磨くようにしてください。
錆が激しい場合には、メッキ専用の研磨剤を使用しましょう。丁寧に磨くことで、キレイな鏡面仕上げにすることができます。
カスタムしているなら、可能な限りノーマルに戻してください。改造していても買取価格は上乗せされず、むしろ価値は下がってしまいます。ノーマルに近いほど査定は高くなるので、パーツは元に戻すべきですね。
キレイに洗車をして清潔感があれば、少し暗い走行距離が多くても査定に影響することはありません。なので、査定を受ける前には、バイクを丁寧に洗うようにしてください。
単気筒のレトロバイクは、中古市場では定番車種となっています。耐久性があってカスタムもしやすいので、若者から年配層まで幅広く支持されているわけですね。買取相場も安定していますから、急に値下がりすることはありません。
どこのバイク屋でも欲しがっている車種のため、高額で売却することができるはずです。少しでも高く売るためには、色々な業者で査定を受けて金額を比較することをおススメします。