ジール(ZeaL)を高価買取してもらうコツ
ZeaLは、1991年に発売されたネイキッドスタイルのバイクです。低重心で足つきが良好なために、女性ライダーや初心者から人気がありました。街乗りでの扱いやすさを重視しており、最大トルクはクラストップとなっています。
使い勝手にも考慮されていて、タンクとハンドルの間にある小物入れやシート下に収納されている専用バッグなどが存在します。ちょっとした荷物なら入れることができるので、ネイキッドにしては積載力に優れていました。
1999年に生産が終了しましたが、現在でもファンが非常に多いです。抜群に乗りやすいバイクのために、初めてのバイクとして購入する人も少なくありません。中古価格も高騰していますから、高く売ることができるでしょう。
ジールの買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
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ジール | 1998年 | 4,200km | 338,000 円 |
ジール | 1999年 | 3,600km | 312,000 円 |
ジール | -年 | 7,600km | 285,000 円 |
ジール | -年 | 8,200km | 272,000 円 |
ジール | 1994年 | 11,600km | 253,000 円 |
ジール | 1995年 | 13,700km | 230,000 円 |
ジール | -年 | 15,700km | 208,000 円 |
ジール | 1993年 | 20,800km | 198,000 円 |
ジール | -年 | 24,500km | 176,000 円 |
ジールを高く売るポイント
ヤマハ・ジールのスペック 3YX
生産期間 | 1991年〜1999年 |
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全長 | 1990mm | 車重 | 164kg |
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全幅 | 715mm | 燃料タンク容量 | 15L |
全高 | 1045mm | エンジン | 水冷4サイクルDOHC4バルブ |
シート高 | -mm | 排気量 | 249cc |
1990年代初めにスズキ「バンディット250」がヒットしてから、250ccのネイキッドバイクが流行しました。そこで、ホンダ「ジェイド」・カワサキ「バリウス」などが、各メーカーからリリースされます。
ヤマハが投入したのがジールですが、ジャンプするイルカをイメージした斬新なデザインで話題を集めました。また、右側2本出しマフラーを採用したことで、見た目のインパクトも相当なものです。
搭載しているエンジンは、レーサーレプリカ「FZR250R」の水冷4ストローク直列4気筒で、低中速のトルク重視にセッティングしています。主に、タウンユースのユーザー向けに特化したことで、他のスポーティーなバイクと差別化を図りました。
なので、馬力はライバル車に劣りますが、ストップ&ゴーが多い市街地でも快適に走行できるようになっています。ライディングポジションもゆったりですから、長時間の運転でも疲労が少ないです。
また、ハンドル切れ角が大きいので旋回性が高いこと、小物入れ・専用バッグなどの積載性の高さなど、ユーティリティ面で優れているので、女性からの支持が多く集まりました。
高額査定のポイントは古さを感じさせないこと
生産終了から20年ほど経過しているので、中古市場にもタマ数がほとんどありません。希少価値が非常に高いですが、まともに動く車両も減っていますね。なので、車両状態については、買取業者が最も気にするところです。
エンジンは一発で掛かるのか、フレームが曲がっていないか、壊れた部品が無いかどうかといったことですね。
消耗品で交換できるものは、できるだけ新品にしておいた方が良いです。それだけで、見た目の印象が大きく変わってきます。
また、ジールの特徴として、サイレンサーが錆びやすいこと、キャブレター内のゴムが劣化しやすいことが挙げられます。なので、錆び取り剤で磨いたり、ゴムの交換などをしておいた方が良いかもしれません。
査定の一時間前には、エンジンをかけておいて温めることをおススメします。すぐに始動できるようにしておくと、調子の良い車体だと思ってもらえるでしょう。普通に掛かるエンジンであれば、大きく査定額が減少する心配はないはずです。
20年近く前のバイクですが、その使い勝手の良さから現在でも人気があります。かなり希少車種となっているので、中古価格は高騰していますね。状態の良い車両だと、相当な高値で販売されています。
なので、買取相場も高くなっており、そこそこの金額で売却することができるはずです。部品の価値も上がっていますから、不動車でも部品取り用に買い取ってもらえます。ですから、廃車にするくらいなら、査定に出してみてください。
