レッツIIを高価買取してもらうコツ
レッツIIは、1996年に発売された原付スクーターです。スタンダードタイプのスクーターであり、10万円を切る廉価な価格設定で大ヒットしました。先に発売されていたレッツよりも売れたので、原付の主力モデルとなります。
多くのグレードが登場しており、ディスクブレーキを採用した「S」やシート高を下げた「L」などがありますね。スクーターとしての基本性能を備えていたので、若者から年配まで幅広く受け入れられました。
排ガス規制の強化によって2007年に生産が終了しましたが、2ストローク車のために中古価格は高騰しています。買取相場も高いですから、それなりの金額で売却できるはずです。
■モデル一覧
G | L | S | STD |
レッツIIの買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
レッツII S | 2006年 | 3,500km | 66,000 円 |
レッツII | 2004年 | 4,200km | 64,000 円 |
レッツII S | -年 | 3,800km | 61,000 円 |
レッツII L | -年 | 4,700km | 57,000 円 |
レッツII L | 2000年 | 5,300km | 53,000 円 |
レッツII G | -年 | 5,900km | 50,000 円 |
レッツII | -年 | 5,500km | 48,000 円 |
レッツII | -年 | 6,800km | 44,000 円 |
レッツII | -年 | 7,500km | 41,000 円 |
レッツIIを高く売るポイント
スズキ・レッツIIのスペック BB-CA1PA
全長 | 1670mm | 車重 | 67kg |
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全幅 | 605mm | 燃料タンク容量 | 5.3L |
全高 | 995mm | エンジン | 強制空冷2サイクル単気筒(A196) |
シート高 | 710mm | 排気量 | 49cc |
1996年に「レッツ」が発売されましたが、収納式のフロントバスケットなど特殊な構造をしていたので、ユーザーからの評価はイマイチでした。そこで、スタンダード版である「レッツII」を発売したところ、人気が集中したわけです。
さらに、色々なユーザーに対応するために、多くのバリエーションをリリースしました。ディスクブレーキを装備して足回りを強化した「S」は、スポーツモデルとして若者からの支持が集まりましたね。
女性や年配層向けには、シート高を下げて乗り降りをしやすくした「L」を用意したわけです。これにより、小柄な人でも取り回しが簡単になり、買い物用の移動車として人気となりました。
ただ、1999年の排ガス規制に合わせてモデルチェンジを行った際に、大幅な値上げを行います。これまでは廉価な価格設定でしたが、ライバル車と同等の価格まで引き上げたわけです。その結果、売り上げが低迷してしまいました。
その後、2003年に再び廉価路線に変更をして、人気を回復していきます。「チョイノリ」と同じように部品の見直しや削減などを行うことで、国内生産で10万円程度の新車価格を実現しました。
2ストローク車の廃止に伴って、2007年に生産が終了しましたね。後継車としては、「レッツ4」や「レッツ5」などが登場しました。
レッツシリーズ最後の2ストローク車ですから、中古市場でも安定した需要があります。10年前のスクーターのため部品の価値も上がっており、欲しがっているバイク屋は多いでしょう。
状態が良い車両なら高額査定が付きますし、不動車であってもそれなりの金額で買い取ってもらえるはずです。なので、色々な業者で査定を受けて、金額の比較をしてみてください。