NC700Xを高価買取してもらうコツ
NC700Xは、2012年に発売されたクロスオーバータイプのバイクです。「ニューミッドコンセプト」により開発されたモデルで、走行性能よりも日常での使い勝手が重視されています。
大幅なコストダウンやラゲッジスペースなど、他の大型バイクと比較すると明確にコンセプトが異なっていますね。気軽に大型バイクに乗りたいという、エントリーユーザーからは大きな支持を得ています。
2014年に生産が終了しているので、中古車の値段が高騰しているようです。なので、買取相場も高くなっていて、走行距離が少ない車両などは高額査定が期待できます。どこの業者も欲しがっているモデルですから、高値が付きやすいですね。
■モデル一覧
NC700X | NC700X DCT | NC700X Type LD | NC700X Type LD DCT |
NC700Xの買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
NC700X DCT | 2013年 | 3,000km | 457,000 円 |
NC700X Type LD | 2013年 | 3,500km | 425,000 円 |
NC700X DCT | 2014年 | 4,200km | 400,000 円 |
NC700X Type LD | 2012年 | 4,600km | 374,000 円 |
NC700X | 2013年 | 5,000km | 356,000 円 |
NC700X Type LD DCT | 2014年 | 5,300km | 310,000 円 |
NC700X | 2013年 | 6,400km | 286,000 円 |
NC700X | 2012年 | 7,400km | 257,000 円 |
NC700X | 2013年 | 9,800km | 230,000 円 |
NC700Xを高く売るポイント
ホンダ・NC700Xのスペック EBL-RC63
全長 | 2210mm | 車重 | 214kg |
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全幅 | 830mm | 燃料タンク容量 | 14L |
全高 | 1285mm | エンジン | 水冷4ストロークOHC4バルブ並列2気筒(RC61E) |
シート高 | 830mm | 排気量 | 669cc |
NC700シリーズは、スクーターではないですがラゲッジスペースのある珍しいタイプのバイクです。エンジンもハイパワーを追求するのではなく、6,000回転前後でピークパワーを発する低回転型となっています。
これは、ホンダが世界規模で市場調査を行ったところ、ライダーの多くが6,000回転以下しか使っていなかったことが理由です。ハイスペックのバイクが求められていないという結論から、実用性を重視したNC700シリーズが開発されました。
最近だと、景気が悪くなってバイクの売り上げが低迷していますし、ガソリン代も高騰していますよね。なので、時代に合わせた新しいモーターサイクルを目指して作られたということです。
燃料タンクはシート下に14Lの容量しかありませんが、燃費が40km/h以上なので少ないタンク容量でも問題ありません。これにより低重心化されているので、走行時の安定性も高くなっています。
兄弟車として「NC700S」や「インテグラ」があり、フレームやエンジンなどは共有されています。デザインが異なる3車種があるので、自分の好みに合わせて選択できることがポイントですね。
クロスオーバータイプのライバル車としては、スズキ「Vストローム650」やカワサキ「ヴェルシス650」などがあります。
通勤・通学などで日常的にバイクを使う人や、週末にのんびりツーリングを楽しみたい人などから、非常に人気の高いモデルです。今では、NC750シリーズにモデルチェンジしているので、NC700Xは貴重な存在となっています。
なので、中古車市場でのニーズが強く、買取相場は高騰しているようです。ですから、状態が良ければ高額の査定が期待できるでしょう。